【Selam Bus レビュー】アディスアベバからアルバミンチへの移動
どうも、社会人生活が始まってこれと言って目標がない上に、昇進どころか上昇志向もないので日々が苦痛ですが、それなりに生きているソース顔人間です。
今回は、『Selam Bus』でアルバミンチに移動したときのことについて。
朝3時に起きるはずだったのに…
【朝4時、メスケルスクエアへ】
前日にホテルのスタッフにアルバミンチに行くことを伝えていた。アルバミンチというワードを出しただけで『何時にタクシーを呼べばいいか』と彼は慣れた手つきで日常業務をこなしていた。何時にタクシーを呼べばいいと彼は慣れた手つきで日常業務をこなしていた。
そして、時は午前3時45分、3時15分にかけたアラームを切っていたことに気づいた。
そう、彼の電話で起きたのだ。約束は午前3時45分だった。タクシーに乗ったのは午前4時。約束ではこの時間にタクシーではなく、バスに乗っているはずだった。しかし、エチオピア人よりも寝坊して時間に遅れる日本人はそういない。それに、ここでバスを逃していたら1200円というお金をドブに捨てていた。
しかし、メスケルスクエアに着いたのは午前4時15分ぐらい。まだ荷物を積んでいた。そこは、バスのターミナルになっていて、午前4時にもかかわらず、多くの人がいた。
荷物には札を貼られ、その控えを渡される。そして、バスに乗り込む。バスは観光用のバス。出発前には満席で観光客は、いない。快適とは言えない。でも、長距離移動には慣れた。8時間は普通な感じがするし4.5時間は短く感じるほどだった。
発車して、1時間もするとアディスアベバのような都会の雰囲気はなくなる。それに加えて、急加速急旋回急ブレーキのまるでスペースマウンテンのような鋭い動きをするバス。小学生以来の酔い止めを飲んで爆睡した。あれは、さすがに響く。
半分走った頃に、昼食の時間になる。しかし、ろくに英語がわからないので、食べたくもないサンドウィッチを食べた。美味しいが、物足りなさを感じる。
そして、爆睡をしていたらアルバミンチについていた。途中、エジプトとは異なり緑の多い景色が続いていた。日本の田舎のような風景。田んぼこそないが、人の手が加わっていない自然は素晴らしい。
【今日も今日とて宿探し】
アルバミンチに着くと、恐ろしいほど電波がつながらない。宿の情報はある程度得ていたものの、エチオピア でも地方に当たるアルバミンチはあまり宿がない。
・ツーリストホテル
・カイロホテル
この二代巨頭はネットにも情報が上がっていた。でも、ツーリストホテルは値段が高い。金のない観光客には厳しい。何も考えずに先に進んでいることもあって、ホテル代や食費などの固定費はお財布に響く。そこで、街の人に近くにあるホテルを聞き回ることにした。話を聞いていると、やはりこの二代巨頭は有名だった。
まず、カイロホテルに行ってみることにした。カイロホテルはツーリストホテルの向かいにある。フロントで昼寝していた男性に声をかけて部屋を見せてもらう。ドミトリーはなくシングルルームとツインルームだけだった。
しかし中に入って気がついたが、蚊がすごい。日陰の部屋だったこともあるし、それに加えて汚さもなかなかだった。
ここが日本人宿としてネットで書いてあることが驚きだったし、アイデンティティが日本人の自分にとって流石に泊まれなかった。(アイデンティティは関係ないと思うけど)
そして、他を探すことに…
ぴょんす