ぼーっと生きる人間日記

20代会社員のプライベート晒します。自称バックパッカーという響きが嫌いなバックパッカー。低予算海外旅行(budget travel)から趣味まで広く綴っていきます。

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【前編】エジプト最大級の神殿 カルナック神殿

 

どうも、飲み過ぎでお腹緩めのこだわり酒場中毒者です。

 

 

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今回は、エジプト・カルナック神殿(前編)について書きます。

 ごめんなさい、チケット代は忘れました。

 

 

【ルクソール神殿からカルナック神殿へのアクセス】

 

ルクソール神殿を後にして、カルナック神殿へ徒歩で向かう。およそ30〜40分ほどかかった。

 

ルクソール神殿からカルナック神殿まではスフィンクス参道が続いていた。両脇にスフィンクスが並べられていて、とても遺跡らしい雰囲気を醸し出していた。今も参道は存在するが、所々住居の拡大や工事によって破壊されている部分がある。

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何も知らなかった自分は、なんとなくの予想でカルナック神殿へと繋がっているのでは。と思いその参道に沿って歩みを進めた。

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すると、オペト神殿が見えた。しかし、その付近のスフィンクス参道は破壊されていた。おそらく住居の建設等による土地の確保または、再建設か発掘調査なのかもしれない。この状況で、再建設の可能性は低いように思えるが...

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そして、ここから15分ほど歩くと入場ゲートに到着した。

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【カルナック神殿 エジプト最大級の神殿】

 

この神殿はアメン神殿を中心として、いくつかの神殿が集まった大きな神殿だ。

この神殿には、ハトシェプスト女王、トトメス3世、セティ1世、ラメセス2世などが関係している。

本当に大きいので、かなり歩く。

閉園時間の関係で2時間半しかいられなかったが、3~4時間は欲しいと感じた。

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実際に行ってみると、崩れている場所が多かった。それに加えて、レリーフの破壊が多くみられた。意図的に掘られているような状態になっていた。

レリーフの状態は、いい場所もあれば悪い場所もある。

 

【カルナック神殿 第1塔門・セティ2世、ラメセス3世神殿】

 

入場ゲートを通り、先へ進んでいく。

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5分ほど歩くと、牡羊のスフィンクスのお出迎えだ。先に、第1塔門が見える。

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第1塔門を通ると、左手にセティ2世神殿。

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正面には、ラメセス2世の巨像。(どんだけ自分の像が好きなの…)

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少し右に進むと、ラメセス3世の神殿がある。

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まず、セティ2世神殿へ。

ここにはもちろん、レリーフが描かれている。部屋が三つあり、使い分けはよくわからない。

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次に、ラメセス3世神殿へ。

ここには多くの像と真っ暗な部屋があった。光は全く差し込まない。真っ暗で変な雰囲気が漂っていた。正直、恐怖すら感じた。この先、いくつもの遺跡を見たけれども、他にこのような部屋は全く見なかった。何の部屋なのか知りたかったなあ。

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そしてラメセス2世の脇を抜けて、第2塔門・大列柱室へ。

 

【カルナック神殿 第2塔門・大列柱室】

ここにはルクソール神殿のように、いくつものパピルス柱が並んでいる。その数は134本だという。柱にも種類があり、様々な形がありそこも楽しめると思う。

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第2塔門から見て右側には、ラメセス2世のカディシュの戦いのレリーフが描かれいる。

ルクソール神殿にもカディシュの戦いについて書かれていた。古代エジプトにおいて、重要な戦だったことはこのレリーフからでも読み取れた。

とてもきれいなので首は疲れるがきれいだった。ところどころ、欠けているがそこからも歴史を感じる。色が残っている部分もある。色があるだけでも、感動する。いつの色なのかはわからないけど。

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【第4塔門・ハトシェプスト女王のオベリスク 捕虜のレリーフ】

エジプト最大と言われているハトシェプスト女王のオベリスク。

たしかにでかい。それにどうやって立てたかも想像がつかない。それも高さ29mもの岩を…

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捕虜のレリーフが描かれていた。

ここには、数多の捕虜が描かれている。また、このヒエログリフには、エジプトがかつて占領した町の名前が書かれているという。その数から、強大な力を有していたことがわかる。

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【最後の晩餐・削られたレリーフ】

エジプトの古代遺跡には、とても原形を留めていない場所もあった。おそらく、ここ数百年の内にそれも人間に破壊されたのだろう。

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その中でも、このレリーフがとても印象的であった。

中心にいる人間は聖水を浴びている。しかし、皮肉にもキレイに削られている。カルナック神殿の中だけには収まらず、ルクソール西岸の遺跡群にも同じようなものが見られる。

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このようなことが起こった背景には、宗教的対立や歴史的背景が存在していた。

 

ぴょんす

 

 

 

 

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